先日入手したOPPO Realme Qですが、スペックの割に価格が安いので、どこかで妥協しているのではという考えもありました。でも全然そんなこともなく、快適に使っています。

そんな中、秋晴れのもとで大自然に触れる機会をと思い、カメラの画質チェックもかねて、今日一日OPPO Realme Qと一緒に公園で過ごしてみました。
今回は、OPPO Realme Qの使ってみたレビューとなります。
スペック
メーカーサイトからわかるスペックは、次のとおりです。
OPPO Realme Q |
|
---|---|
OS | ColorOS 6 (Android 9ベース) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 712 |
CPU | 8コア 2×2.3 GHz Kryo 360 Gold 6×1.7 GHz Kryo 360 Silver |
GPU | Adreno 616 |
画面 | 6.3インチ 2340×1080 ピクセル 水滴型ノッチ |
RAM | 4GB / 6GB / 8GB |
ROM | 64GB / 128GB |
バッテリー容量 | 4035mAh 急速充電(5V / 4A) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
対応バンド |
2G GSM:850/900/1800/1900 |
カメラ |
アウトカメラ インカメラ |
防水 | - |
防塵 | - |
サイズ |
縦157mm / 幅74.2mm / 厚さ 8.9mm |
重さ | 184g |
本体色 | クリスタルグリーン クリスタルブルー |
USB | USB Type-C |
その他 |
4眼カメラ |
ポイント
動作速度はかなりサクサク
Snapdragon 712が搭載されている本機は、予想以上にサクサク動作します。
ベンチマークの結果を見てみましょう。
※全て「高パフォーマンスモード」で測定しています。
AnTuTuベンチマーク
realme 5 Proと表示されていますが、ちゃんとrealme qでベンチを取っています。
Geekbench
AndroBench

処理が重いアプリはまだ使っていませんが、画面のスクロールやアプリの起動・切り替えも、ストレスを感じさせません。
予想以上のカメラの写り
カメラに関しては、スマホの値段を考えると、あまり期待していませんでした。
ですが、実際には思っていたよりはかなりよい写りです。
画像をクリックすると元の画像が表示されます。
マクロモードで撮影

バッテリーのもち、防滴など
朝100%にして、いつも通りの使い方で仕事から帰ってくると、バッテリー残は50%ほどでした。UMIDIGI F1が60%~65%ほど残っているのと比べると、バッテリーのもちはいまいちですが、日常的に困るほどバッテリーがなくなってしまうことはなさそうです。
なおスペック上は防水・防塵には触れられていませんが、日常的な水しぶきやほこりなどは大丈夫のようです。
あとは端末の防水防塵仕様に設計チームはかなり力を入れていたとのこと。具体的には、ディスプレイのほか、充電ポート、イヤホンジャック、SIMカードスロット、電源ボタン類、さらにはカメラモジュール周辺やスピーカー部分まで防水シールで密閉されているようです。公式には防水に対応していないものの、軽い水しぶきや不慮の事故による水ポチャにはおそらく耐えられるでしょう。
Amazon販売ページより引用
私の行動範囲をみると、十分使える仕様です。OCNモバイルONEを、LINEモバイルのSoftBank回線に変更すると、さらに幸せになれるかな。
スリープ時のバッテリーの減り
スリープ時(Wi-FiはOFF、GPSはON)のバッテリーの減りは、何もしなくてもどんどん減っていく機種もある中、とても優秀です。
VoLTEは使用不可
仕様上はVoLTEに対応しているのですが、VoLTEでの通話ができません。
APNをimsアクセスポイントにする方法(ここを参照)も試したものの、VoLTEでの通話はできず、通話時は画面左上「4G」の文字が「3G」になります。
SoftBank回線ならVoLTEになるのかとも考えましたが、現在SoftBank系格安SIMは使っていないため、試すことができません。
GPSは正確
位置情報は正確です。ナビとして、十分使えます。
指紋認証は正確で速い
指紋認証については、UMIDIGI F1と同等な感じだろうと思っていましたが、いい意味で予想を裏切られました。認識率は高く、また一瞬でスリープが解除されます。HUAWEI端末並に正確で速いです。
通話の録音ができる
通話の録音をする設定があります。別途アプリをインストールしなくても、通話の録音をすることができます。
スピーカーの音は大きめ
この機種の外部スピーカーでは、かなり大きめの音が出せます。ですが、小さい音を出すのは苦手のようで、ボリュームをしぼっても、大きめの音が出ます、
スピーカーの音質は、良くも悪くもなく、ごく普通の音質です。
なお、カメラのシャッター音は設定で消すことが可能です。
デフォルトのアプリに「ランチャー」がない
普通ならあるであろう「ランチャー」が、この機種にはありません。ですので、例えば「Nova Launcher」を使おうとしても、デフォルトに設定することができないので、標準のランチャーを使う必要があります。
ただこれには裏技があって、他のランチャーをインストールした状態で、ADBコマンドを使い、標準のランチャーをアンインストールすると、他のランチャーが使えるようになります。方法についてはGoogleで検索するといくつもでてきますので、そちらをご覧ください。
高速充電は、付属の充電器とケーブルを使わないとできない
本機はVOOC 3.0と呼ばれる高速充電に対応しています。高速充電は、付属の充電器と付属のUSBケーブルが必要です。
手元にあった純正ではないUSBケーブルを使って、充電をしてみましたが、高速充電モードにならず、5V2Aの充電モードで充電されました。
まとめ
30000円という低価格ながら、かなりのスペックをもつOPPO Realme Qですが、ドコモのプラチナバンドに対応していないという点を除けば、メインとして十分に使えるスマホに仕上がっていると感じられます。まさに、価格以上の価値があります。
UMIDIGI Power 3などにも惹かれる思いはあるのですが、しばらくはメイン端末として、使っていく予定です。
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