Blackview A80 Proは、以前レビューをした、Blackview A60 Proの後継機種となっています。
今回、Blackview A80 Proに触る機会がありましたので、そのレビューとなります。
付属品
まずは箱を開封していきます。
前機種と同じように、白い箱に入っています。
箱を開けると、本体が入っていました。
付属品は、充電器(日本のコンセントには合わない)、イヤホン、USBケーブル、そして説明書と液晶保護フィルムとなっています。透明なTPUケースも入っていました。
外観
正面から
スペックが印刷されたシートの下には、液晶保護フィルムが貼られています。
背面から
触った感じでは、高級感はあまりないですが、とてもきれいな色です。
指紋はつきやすいです。
カメラと指紋センサー
クアッドカメラを搭載しています。
また、指紋センサーがその隣にあります。
カメラのレンズは、それなりに出っ張っています。ケースをつけると出っ張りは隠されます。
左側面
左側面には、SIMカードトレイがあります。
nanoSIMカードを2枚、もしくはnanoSIMカード1枚とmicroSDカード1枚をセットすることができます。
右側面
ボリュームボタンと、電源ボタンがあります
本体上部
本体上部には、イヤホンジャックがあります。
個人的に、イヤホンジャックは下についていてほしかったです。
本体下部
マイク、USB Type-Cポート、スピーカーがあります。
スピーカーが2つあるように見えますが、左側の穴にはマイクがあり、右側の穴がスピーカーとなっています。
なお、音質はあまりよくありません。
スペック
Blackview A80 Pro |
|
---|---|
OS | Android 9.0 |
SoC |
Mediatek |
CPU |
8コア |
GPU | Mali-T880 MP2 |
画面 | 6.49インチ 1560 x 720ピクセル IPS液晶 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
バッテリー容量 |
4680mAh |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド |
2G: GSM 2/3/5/8 |
カメラ |
アウトカメラ インカメラ |
防水 | - |
防塵 | - |
サイズ |
幅77 mm / 縦162.75 mm |
重さ |
180g |
本体色 |
ブルー |
USB | USB Type-C |
その他 |
4眼カメラ |
ベンチマーク
AnTuTu Benchmark (V8.2.2)
Geekbench 5.1.0
AndroBench
使用感
通常操作はサクサク
前機種よりもスペックが向上しているせいか、通常操作でもたつきを感じることは、あまりありません。細かくみていくと、例えばTwitterアプリのスクロールでカクカクしたり、重いwebサイトの表示でもたつくことがあったりしますが、ほとんどの操作で、あまり不満はありません。ただし、スペックが向上しているといっても、複雑な処理が必要なゲームアプリなどでは、スペック不足を感じると思います。
バッテリーもちがよく、充電速度もそこそこ
バッテリー容量が4680mAhということもあり、バッテリーはよくもちます。使用頻度にもよりますが、1日フルで使っても大丈夫なほどではないでしょうか。
また、前機種が5V/1Aでの充電であったのと比べると、5V/2Aでの充電速度は速くなっています。
前機種と同じく、電子コンパスがない!
スペックもアップしたので期待していたのですが、電子コンパスが搭載されていません。個人的に、マップアプリはよく使います。マップアプリを立ち上げたあと、どっちに向かって進めばよいのか、きちんと把握する上で、電子コンパスは必要だと思います。
なお、位置情報は正確です。
謎の速度表示
画面左上に、その時のネットワークの速度が表示されます。この表示を消す項目を見つけることができません。
速度の表示は、はっきり言うと邪魔なのですが、消す方法がわかりません。
DSDVに対応していない?
OCNモバイルONEのSIM(音声通話用)と、モナWi-FiのレンタルSIM(データ通信用)をセットし、さあ使おうとすると、どちらか片方しか4Gでの通信を有効にすることができません。
通話用SIMを4GにするとVoLTEが有効になりますが、データ通信用SIMは3Gでの通信となってしまいます。
現実的な使い方としては、音声通話を3G、データ通信を4Gで使うしかないのかなと思われます。
au系の格安SIMは使えない
LINEモバイルのau・VoLTE SIMカードで使えるかどうかを、確認してみました。
結果から言うと、使うことはできませんでした。VoLTEを有効にしたり、SIMカードを入れるスロットを変えたりしてみましたが、通信・通話ともに使えませんでした。
写真はきれいに撮れるけど……
前機種と比べると、写真はきれいに撮影することができます。
(クリックすると、元の画像が表示されます。)
背景をぼかすモードで撮影してみました。すると……
背景をぼかすのではなく、どうやら、画像の周辺をぼかすモードのようです。
謎の30万画素カメラ
30万画素のカメラが2つ搭載されていますが、いまいちその機能が分かりません。レンズの上を指で隠すと、「レンズを隠さないで!」的な表示が出るのですが、隠して撮影しても、画質には変化がないように見えます。
まとめ
普段使いにはRAM4GB、ROM64GBで十分でしょうし、バッテリーも4680mAhと大容量、写真もきれいに写ります。
ドコモのLTEプラチナバンドにも対応し、使えるエリアも広くなっています。
前機種よりもスペックアップしたBlackview A80 Pro、気になる点はいくつかありますが、実際に使用すると、予想以上に快適に使うことができます。
コメント
uqモバイルでは通信、通話ともに使えました。
貴重な情報、ありがとうございます。
家族で3台使っています。LINEモバイル(ドコモ回線)、DMMモバイル(ドコモ回線)で問題なく使用できています。戻るボタンが国産と異なって右下だったのですが、設定で左にできました。ケースはaliexpressで様々な種類が送料込み500円程度で購入できます。
謎の速度表示に関して私も疑問だったので色々調べましたが消せず
もやもやしたので思い切って本社の方に聞いてみると’不可能です(意訳)’とのことでした
コメントありがとうございます。
やはり消せないのですね。
ユーザーが選べるようにしてほしかったですね!