私の部屋は、ドコモのエリアマップで確認すると、完全にドコモのエリアに入っています。
まだドコモをメイン回線に使っていたころの話です。
今の場所に引っ越すとき、建物が奥まったところにあるので、
「ひょっとしてドコモでも圏外になっちゃうんじゃあ……。」
と、不安が頭をかすめていました。でも、そんな場所はドコモのプラチナバンドがカバーしてくれているよと、安心しきっていました。
そして引っ越し当日。いきなりドコモがつかえない!
電波が弱すぎるのです。
「どうして!?」
手持ちのSIMフリースマホでいろいろ試してみましたが、どのSIMフリースマホでも、たまにアンテナが立つけれど、通話や通信は出来ない状態でした。
この原因が、数年後の最近になって、やっと分かったのです!
分かった原因
ドコモから発売されているスマホ
→だいたい、バンド21に対応している
SIMフリースマホ
→バンド21に対応しているものは、ほとんどない
検証
例えば、最近発売されたSIMフリースマホ、AQUOS Sense3 (SH-M12)の対応LTEバンドを見てみましょう。
Band1/ 3/ 5/ 8/ 12/ 17/ 18/ 19/ 39/ 41
下の画像は、AQUOS Sense3(SH-M12)にdocomo系格安SIMを入れたときの状態です。
バンド1の電波につながっている状態ですが、通話や通信は、ほとんどできません。
つぎに、ドコモから発売された、AQUOS R(SH-03J)の対応LTEバンドを見てみましょう。
Band1/ 3/ 19/ 21/ 28 /42
下の画像は、AQUOS R(SH-03J)にdocomo系格安SIMを入れたときの状態です。
先ほどと同じ場所で確認しています。
バンド21の電波につながっている状態です。
通話や通信は、普通に出来ます。
まとめ
私の部屋は、あまりにも奥すぎて、プラチナバンドさえも入りにくい(調べてみると、場所によってバンド3やバンド19も少しつかむ)場所に位置しています。
バンド1もバンド3もバンド19もほぼ入らない、だけれども、なぜだかバンド21が入ってくれている状態です。
バンド21に対応したスマホを使うまで、このことに気がつきませんでした。
SIMフリースマホでバンド21に対応したものがほとんどないのは、不勉強でよく分からないのですが、仮に日本のドコモしか使ってないバンドだとすれば、対応しないのも分かるような気がします。
私が興味があるスマホは、キャリアが出すスマホではなく、SIMフリースマホです。
SIMフリースマホがバンド21に対応しないならば、今の家では、ドコモの回線をメインにするのはやめておいたほうがいいなと思っている、今日この頃です。
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