iPadのような大きなタブレットはいらない、でもスマホだと小さい、そんな時は、8インチタブレットに目を向けてみてはどうでしょうか?
今回レビューをするBlackview Tab 5は、お手頃価格で買える8インチのAndroidタブレットです。
Amazon価格で約1万円と、かなり格安なタブレットとなっています。はたしてどこまで使える端末なのか、レビューしていきたいと思います。
開封
このような箱に入っています。
本体が収まっています。
付属品は、充電器、USBケーブル、冊子となっています。
充電器の仕様は、このようになっています。
外観
本体を前面から見たところです。液晶の解像度は1280×800で、IPS液晶となっています。解像度が低いので、文字などが荒く見えます。
右上には、インカメラがあります。画素数は30万画素となっています。
裏から見たところです。技適マークなどを確認することができます。
全体的にプラスチック感があり、高級感はありません。
右側面には、ボリュームボタン、電源ボタン、リセットボタンがあります。
スピーカはステレオとなっています。音質はあまりよくありません。
本体の両側にスピーカーがあるのではなく、下部にスピーカーが2個並んでついているので、タブレットを横にして持つと、音が片方からしか聞こえない状態となります。
上部には、イヤホンジャック、microSDカードスロット、USB Type-Cポートがあります。
アウトカメラです。200万画素となっています。
重さ(実測)
本体の重さは、実測で362g(購入時に貼ってある液晶保護フィルム込み)でした。
スペック
Blackview Tab 5 | |
---|---|
OS | Doke OS Go 3.0 based on Android 12 |
SoC | Rockchip RK3326S |
GPU | Mali-G31 |
画面 | 8インチ 1280×800ピクセル IPS液晶 |
RAM | 3GB |
ROM | 64GB |
バッテリー容量 | 5580mAh |
Wi-Fi | 802.11b/g/n (2.4GHz) |
対応バンド | × (Wi-Fiモデル) |
カメラ | メインカメラ 200万画素(f/2.0) インカメラ 30万画素(f/2.0) |
防水・防塵 | × |
耐衝撃 | × |
サイズ | 幅 126.2mm / 高さ:211.2mm / 厚さ 9.7mm |
重さ | 355g |
本体色 | グレー |
USB | USB Type-C (USB2.0) |
その他 | Bluetooth 5(?) NFC非対応、おサイフケータイ非対応 |
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク V9.5.7
Geekbench 5
使用感
ちょっとというか、かなり遅い
動作速度は、かなり遅いです。アプリによっては、起動に10秒~20秒ほどかかるものもあります。
基本的に、ブラウザやTwitterアプリなどのスクロールは、かなりカクつきます。よく使われる「HWオーバーレイを無効化」をONにしても、カクカクさには変わりはありません。全体的な使用感はまず「遅い!」です。
この機種には、メモリ拡張機能があり、ストレージをRAMとして拡張できる機能があります。この機能をONにしても、動作速度に変わりは無く遅いままです。
Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応
Wi-Fiは、802.11b/g/n(2.4GHz帯)のみの対応となっています。通信速度は速くはなく、大きなファイルをダウンロードするときなどは、速度がかなり遅いと感じられます。
必要最小限のアプリ
購入時にインストールされているアプリは、必要最小限といった感じです。
ゲームのアプリもインストールされているのですが、これはアンインストールできます。
4G通信、GPSには非対応
Wi-Fiモデルなので、SIMカードを挿入して通信をすることができません。基本的には、家のWi-Fiやスマホのテザリング機能を利用して、ネットを利用することになります。
また、本機にはGPSは搭載されておらず、Wi-Fiを利用した位置情報にのみ対応しています。
アウトカメラは200万画素
メインで使うアウトカメラは200万画素と、かなり画素数が少ないです。画質には期待できません。
写真を撮ってみた
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
まとめ
動作速度はかなり遅いのですが、割り切って使えばそれなりには使えるのかなと思います。
とにかく安いタブレットが必要な時は、選択肢に入れるのもよいかもしれません。
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