Blackview Tab 7 Proは、ドコモやauのプラチナバンドに対応している、貴重な中華タブレットです。
中華タブレットは、ドコモやauのプラチナバンドに対応していないものが多いのですが、このBlackview Tab 7 Proは違います!
今回は、ドコモやauに対応した格安SIMも使いながらレビューをしていきたいと思います。
外観と付属品
いつも同じデザインの箱となっています。
付属品は、冊子、充電器、USBケーブル、そして写っていませんが、SIMピンとなります。
充電器の仕様は、このようになっています。
正面からみたところです(ガラス保護フィルムを貼っています。)
液晶は、とてもきれいに表示されます。
インカメラは、800万画素となっています。
側面には、左から、
イヤホンジャック、電源ボタン、ボリュームボタン、そしてリセットボタンの穴(マイクではない)、USB Type-Cポート
があります。
SIMカードを挿入することができます。2枚挿入することができますが、microSDカードを使うと、SIMカードは1枚しか挿入することができません。
下にスピーカーが2つついています。音声はステレオです。音質はごく普通といった感じです。
前面です。
背面です。技適マークなどが印字されているシールが貼られています。
カメラです。1300万画素となっています。
重さ(実測)
液晶保護ガラスを含めて、560gとなっています。重たいです。
スペック
※メーカーサイトにBlackview Tab 7 Proの情報がないので、分かっている範囲で書いてあります。
Blackview Tab 7 Pro | |
---|---|
OS | Android 12 |
SoC | Unisom T606 |
GPU | Mali-G57 |
画面 | 10.1インチ 1920×1200ピクセル IPS液晶 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
バッテリー容量 | 6580mAh |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド | 3G :1/8 4G :1/3/5/7/8/19/20/26/28/40 5G:非対応 |
カメラ | メインカメラ 1300万画素(f/1.8) インカメラ 500万画素(f/1.8) |
防水・防塵 | × |
耐衝撃 | × |
サイズ | 幅 ?mm / 高さ:?mm / 厚さ 8.9mm |
重さ | 536g |
本体色 | グレー |
USB | USB Type-C (USB2.0) |
その他 | Bluetooth 5.0 加速度センサー |
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク V9.5.7
Geekbench 5
Geenbench 6
初期インストールアプリ
ゲームのアプリはアンインストールできます。
使用感
重い!
まず、ずっしりとした重さを感じます。メーカーのサイトにBlackview Tab 7 Proの情報が無いので、正確なサイズや重さは分からないのですが、第一印象は「ずっしりとした重さ」です。
カバーをつけずに、液晶保護ガラスだけを貼った状態で560gです。これにケースをつけると、700gは軽く超えてしまうのではないでしょうか。
同じようなサイズのBlackview Tab 12が430g程度であったことを考えると、もう少し軽く出来なかったのかなと思います。
動作速度はそこそこで、問題なく使える
SoCにはUnisom T606が使われています。ベンチマークの結果からも分かると思うのですが、重いゲームなどをしない限りは、とくに問題なく使うことが出来ると思います。
プラチナバンド対応
Amazonの説明欄にも書いていなかったのですが、下の画像のように、LTEの電波は、ドコモやauのプラチナバンドにも対応しているようです。
ただし、データ通信には問題はなかったのですが、通話に関しては、ドコモとauでは行うことができませんでした。
タブレットで通話はあまりしないと思うので、特に大きな問題にはならないとは思うのですが、通話も視野に入れている方は要注意です。(ソフトバンクと楽天モバイルでは、通話は出来ました。)
※この画面は、SIMカードを挿入して、通話アプリで *#*#83781#*#* とダイヤルすると、確認することができます。
WidevineはL1
Amazonプライムビデオが高画質で見れました。他のサービスでの対応状況は分かりません。
充電速度
付属の充電器とケーブルを使って、5V/1Aの充電となります。
急速充電ではなく、これは遅いのではないでしょうか?
位置情報
タブレットには珍しく、GPSにも対応しています。
位置情報が分かってありがたいのですが、電子コンパスがないので、方向音痴な私は使いこなすことができません。
「緊急SOSの使用」に要注意!
注意喚起されている機能「緊急SOSの使用」が、本機にもあります。
電源ボタンを5回連続押すと、110番通報されてしまいます。
この機能は、常時OFFにしておく方がよいのではと思います。
バイブが強すぎる
タブレットにバイブがついているのは珍しいと思うのですが、とにかくバイブが強いです。また、強い上に音も大きいので、ちょっとうるさいです。極力バイブはOFFにして使った方が良いと思います。
スクリーンショットを撮ると音が鳴る
カメラの音を消すことができるのですが、なぜかスクリーンショットの音を消すことができません。それも、かなり大きな音がします。スクリーンショットを撮るときは、要注意です。
RAMを拡張することができる
最近のスマホやタブレットにはよくついてくる機能「メモリ拡張」を、本機でもすることができます。
最大4GB拡張することができます。
写真を撮ってみた
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
まとめ
特にこれといった特徴が少ないと思われがちですが、ドコモやauのプラチナバンドに対応している点は見逃せないのではないでしょうか。
ただ、重さが重いのです……。
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