私は、スマホを選ぶときの選択肢として、バッテリーのもちを一番重視します。そんな中発表されたUMDIGI Power 3は、バッテリ容量が6150mAhと大容量で、Helio P60搭載、画面も大きくカメラも4眼とスペックもそこそこあり、購入前から購入の候補になっていました。
バッテリーのもちがいいということは、充電を頻繁にしなくてもよいということで、自分の使い方では、一日中フルに使っても、バッテリー切れになることは、まずないでしょう。
その分スマホは重くなりますが、UMIDIGI Power 3の重さは228g、個人的には許容範囲に入ります。このサイズのスマホは、たいてい両手で操作をします。片手で持つことはあまりないと思うので、多少の重さは気になりません。今回は、UMIDIGI Power 3のレビューとなります。
付属品など
いつものUMIDIGIスマホと同じです。リバースチャージ用のケーブルがついているのが、UMIDIGIの他のスマホと違うところです。
充電器は、高速充電に対応しています。
外観
本体下部
左から順に、イヤホンジャック、マイク、USB Type-Cポート、スピーカーです。
ちなみに、スピーカーの音質はあまりよくありません。また、なぜかスピーカーから出る音が、小さくなってしまうことがあります。気がつけばいつの間にか直っているのですが、不具合を解消してほしいです。
左側面
SIMカードスロットがあります。
このスロットには、nanoSIMカード2枚と、microSDカード1枚を、同時に装着することができます。DSDVに対応しています。
右側面
ボリュームボタンと電源ボタンがあります。
背面
手触りは、UMIDIGI F1と同じ感じで、しっとりした感触です。
指紋センサーは背面についています。認識精度はなかなかのものです。
右上には、4眼カメラがみえます。
カメラ部
UMIDIGI F2と同じく、4眼カメラが搭載されています。
写真を撮ってみましたが、画質の傾向としては、UMIDIGI F2と同じような感じだと思います。
カメラの出っ張りはかなりありますので、ケースを使うのをおすすめします。
スペック
|
UMIDIGI Power3 |
|
|---|---|
| OS | Android 10 |
| SoC |
MediaTek Helio P60 |
| CPU |
MediaTek Helio P60 |
| GPU | Mali G72 MP3 800MHz |
| 画面 |
6.53インチ |
| RAM | 4GB |
| ROM | 64GB |
| バッテリー容量 |
6150mAh |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
| 対応バンド |
2G: GSM B2/3/5/8 |
| カメラ |
アウトカメラ インカメラ |
| 防水 |
- |
| 防塵 | - |
| サイズ |
幅77.2 mm / 縦162.1mm |
| 重さ | 228g |
| USB | USB Type-C |
| その他 |
4眼カメラ(マクロレンズ搭載) |
初期導入アプリ

ベンチマーク
AnTuTu Benchmark(V8.2.2)

Androbench

Geekbench V5.1.0

技適マーク
設定で、技適マークを確認することができます。

使用感
とてもよくもつバッテリー!
UMIDIGI Power 3のバッテリー容量は、6150mAhあります。その分重さが228gと重いです。でも、私がスマホを選ぶ選択肢として、一番重視しているのが、バッテリーのもちです。
スマホのバッテリーを気にしながらだと、満足に使うことができません。バッテリーがいつなくなるのか、気が気ではありません。
その点UMIDIGI Power 3は、バッテリー容量がかなり多くありますので、バッテリーの残りを気にすることなく、スマホを使うことができます。この安心感は、スマホを使う上でとても大切だと思います。
スリープ時のバッテリー減り
バッテリー容量の割には、バッテリーの減りが早いような気がします。でも、ガンガン減っていくわけではありません。

バッテリー交換はできる?
バッテリーは内蔵されていて、ユーザーが交換することはできません。
なので、自分でバッテリー交換をすることができません。
ナビゲーションバー
「戻るボタン」は、一番左固定で、右に持ってくることはできません。
人によっては、不便に感じることもあるかもしれません。

動作速度には不満はない。
SoCにHelio P60が使われていることもあり、全体的に動作が遅くなってしまうことがありません。普段使いには何も問題はありません。
しかし、毎回書いていますが、重いゲームなどはプレイするのが難しそうです。ちなみに、Pokemon GOは快適にプレイすることができました。
でたらめな電子コンパス
UMIDIGI製のスマホでは、電子コンパスが壊れているんじゃないかと思う機種があります。UMIDIGI Power 3もその機種の一つです。
位置情報には問題がないんですね。問題なのは、電子コンパスです。今回購入したUMIDIGI Power 3は、電子コンパスが全くのでたらめなのです。
ソフトウェア更新で改善できるのか、それとも外れの機種をひいたのか、わかりません。
指紋認証は快適
UMIDIGI F2の指紋認証は、電源ボタンと一体になっています。UMIDIGI F2の大きな不満として、指紋認証されないことがあることがあげられます。
その点UMIDIGI Power 3は、指紋センサーが一般的な背面にあります。そのせいかどうかは分からないのですが、指紋認証はスムーズにできます。
内蔵スピーカーの音が小さくなるのは、バグ?
内蔵スピーカーから出る音が、いつの間にか小さくなっていることがあります。そして、いつの間にか元の大きさに戻っています。
私は、スマホではほとんどイヤホンを使っているので、あまり気にはならないのですが、それでも時々外部スピーカーを使うことがあるので、ソフトウェア更新で直るものなら、直してほしいですね。
写真をとってみた
クリックすると、もとの画像が表示されます。
通常撮影
通常撮影
広角撮影
マクロ撮影
AIによるfoodモード
背景をぼかすモード
いまいちな写りです。

広角撮影
テザリング時のチャンネル(2.4Ghz)
チャンネルは「1」となっています。

バッテリーの充電時間
バッテリーが0%から100%になるまでに、約2時間40分かかりました。
(付属の充電器とケーブルを使用)
グラフの最後の傾き方が気になりますが……。

通話時の音量が小さい
電話で話をするときに、相手の音がとても小さく聞こえてしまい、なんて言っているのか分からなくなる時があります。
au系格安SIM(VoLTE SIM)が使えた
LINEモバイルをauで契約しているので、試しにUMIDIGI Power 3に入れ、APNの設定をして再起動をしました(再起動をしないと認識しない)。するとアンテナマークがつきました。通話やデータ通信も使えました。
まとめ
細かなところには不満がありますが、バッテリーもちを一番重視する私としては、買ってよかったと思えるスマホです。バッテリー容量がもっと大きいものもありますが、重さが重すぎます。その点UMIDIGI Power 3は、絶妙な重さです。
バッテリーもちだけではなく、その他の機能も、前機種UMIDIGI Powerよりスペックアップしています。
とにかくバッテリーもちがよくて、それなりにサクサク動き、カメラもそこそこの画像で撮れるスマホとして、UMIDIGI Power 3はおすすめです。
現在、私のメイン端末として、よく働いてくれています。









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