【使える!】AQUOS sense4 basic 実機レビュー

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Y!mobileから発売されているAQUOS sense4 basicは、AQUOS sense4の下位バージョンです。AQUOS sense4と比べて、一部機能が削られています。

違いはいくつかあり、メモリの容量や指紋認証の有無、カメラの機能などです。
今回は、その違いも踏まえ、AQUOS sense4 basicのレビューをしていきたいと思います。

 

AQUOS sense4(SH-M15)SIMフリー版のミニレビューはこちらから!

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付属品

箱は小さく、また厚みもあまりありません。

 

付属品は冊子類のみで、充電器やUSBケーブルなど、付属品らしい付属品は入っていません。

外観

正面より

最近のスマホとしては小さめな、5.8インチの画面となります。画面上部にはノッチがあります。
小さめな画面ですが、IGZO液晶が使われていて、解像度は2,280×1,080(フルHD+)で、とてもきれいに表示されます。

※写真では、液晶保護ガラスが貼られています。

  

背面から

背面はすっきりとしていて、カメラとロゴがあります。

 

カメラは、1200万画素(標準)と800万画素(望遠・光学2倍)となっています。広角での撮影ができないのが残念な点です。

 

上部から

マイクとイヤホンジャックがあります。
最近のスマホでは、イヤホンジャックが省略される傾向があるので、イヤホンジャックの存在はありがたいです。

 

右側面から

ボリュームキー、アシスタントキー、電源キーがあります。
アシスタントキーには、アシスタント機能が割り当てられています。初期設定ではGoogleアシスタントが割り当てられていますが、設定でエモパーなどに変更することができます。

 

下部から

マイク、USB Type-Cポート、スピーカーがあります。

 

左側面から

SIMカードスロットがあります。このSIMカードスロットを開けるには、SIMピンは必要なく、くぼみに爪などを引っかけて開けることができます。

 

nanoSIMが1枚と、microSDカード1枚を装着することができます。SIMカードは1枚しか使えませんので、DSDVなどには対応していません。

スペック

 AQUOS sense4 basic
 OSAndroid 10 → Android 11
SoCQualcomm Snapdragon 720G
 GPUAdreno 618
 画面5.8インチ(IGZOディスプレイ)
2,280×1,080(フルHD+)
パンチホール
IGZO液晶
のぞき見ブロック
 RAM3GB
 ROM64GB(UFS2.1)
 バッテリー容量4,570 mAh
USB PD対応 急速充電
 Wi-FiWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
(2.4GHz 、5GHz)
 対応バンド
(SIMロック解除後)
4G LTE:1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 28 / 41
 カメラアウトカメラ
1200万画素
+ 800画素(望遠・光学2倍)

インカメラ
800万画素
 防水・防塵・〇 IPX5/IPX8/IP6X
 サイズ幅 約71mm / 高さ 約148mm / 厚さ 約8.9mm
 重さ176g
 本体色ライトカッパー、ブラック、シルバー
USBType-C(USB 2.0)
 その他MIL-STD-810H
Bluetooth 5.1
近接センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー
加速度センサー、電子コンパス

ベンチマーク

Antutu Benchmarkは、何度やっても途中でフリーズしてしまうので、掲載していません。

GeekBench 5.4.1

AndroBench

PCMARK for Android

使用感

動作速度はそれなり

アプリの起動や切り替えに、時間がかかることが多いです。
メモリが3GBと少ないので、この点が影響しているのではないかと考えられます。

ただ、全体的には、とても遅いと感じることは少なく、この点は、SoCにQualcomm Snapdragon 720Gが使われているためと思われます。

またストレージの規格が、より高速なUSF2.1となっていますので、この点もよい方向に働いているのでしょう。

指紋認証機能がありません

指紋認証機能がないのは、スマホを常用する上で、かなり使い勝手が悪いものとなってきます。
顔認証には対応していますが、ほとんどの方は指紋認証を使っているのではないでしょうか。

下位モデルということで省略されたのでしょうが、ここはもう少し頑張ってほしかった点です。

SIMロック解除後は、docomo、au回線でも使える

SIMロック解除前は、Y!mobileに最適化されています。SIMロックを解除すると、docomoやauのプラチナバンドにも対応し、特に問題なく使用することができます。

私の場合、LINEモバイルのau回線で使っていますが、圏外になることは今のところありません。

位置情報は問題なく、ナビも快適に使える

位置情報や電子コンパスの精度はよく、ナビを快適に使うことができます。
ナビを使うことが多いので、これはうれしい点です。

メーカーのスペックによると、QZSS(みちびき)対応とのことで、精度はとてもよいと思われます。

バッテリーの劣化をおさえる「インテリジェントチャージ」

バッテリーに優しい「インテリジェントチャージ」という機能があります。

「インテリジェントチャージとは、端末やその周辺の温度などの使用環境にあわせて、充電電圧や電流などをかしこく制御し、充電による電池の劣化をおさえる技術です。

バッテリーのもちは、かなりよい!

バッテリーのもちは、1日フルで使っても十分もつほどよいです。

下のグラフは、スマホを少し休みながらも、ずっと使っていたときのバッテリーの減りです。
だいたい9時間使って、バッテリーが半分なくなるとすると、かなりバッテリーのもちはよい部類に入ります。

バッテリー容量が4,570mAhと大きいのと、IGZO液晶の省電力性が、バッテリー長持ちに影響しているのでしょう。

スマホを使っていないときの、バッテリーの減り

何も使っていないときでも、バッテリーがどんどん減っていくスマホもあります。
でも本機はそんなこともなく、使っていないときのバッテリーの減りは、とても少なくなっています。

下のグラフは、LINEモバイルのau回線を挿入し、LINEやTwitterをインストールした状態でのバッテリーの状態となります。

使える充電器は? 充電にかかる時間は?

本機には充電器やUSBケーブルなどは付属していません。
USB PDに対応した充電器とケーブルを購入して、充電に必要な時間を計りました。
購入した充電器とケーブルは、次のものです。

 

バッテリーが5%から100%になるのに必要な時間は、約2時間でした。
バッテリー容量が4,570mAhなので、約2時間という時間は、十分高速な部類に入ると思います。
なお、USB PDに対応していない充電器を使うと、約3時間かかりました。

フォントを変えることができる

シャープのスマホの特徴として、フォントを変えることができます。

初期の状態では「モリサワ 新ゴ」になっています。
私は「モリサワ じゅん201」というフォントをダウンロードして使っています。

フォントは、有料のものもありますが、無料のものもあります。気に入ったフォントが見つかるといいですね!

簡易留守録が便利!

本機には、簡易留守録機能があります。
圏外や電源が入っていないときは機能しませんが、十分使い物になる機能です。

AQUOS便利機能で、スマホをもっと快適に!

AQUOS便利機能」で、スマホをもっと快適に使うことができます。
私のお気に入りな機能は「Clip Now」で、画面をなぞるだけでスクリーンショットをとることができます。

防水・防塵だけではなく、耐衝撃性も!

本機は防水・防塵(IPX5/IPX8/IP6X)に対応していますが、耐衝撃性として、MIL-STD-810Hにも準拠しています。

MIL-STD-810Hとは?

写真を撮ってみた

全てAIをONにして撮っています。

「背景ぼかし」モードでは、なぜか背景をぼかした写真が撮れませんでした。よく調べたところ、被写体が人でないと背景はぼけないようです。

例えば、下の写真はTwitterの私のアイコンです。画面に映った顔写真ですが、ちゃんと顔以外の部分はぼけています。

 
ほか気になった点としては、カメラアプリの動作がもっさりしている点です。サクサク写真が撮れるという印象ではありません。

画像をクリックすると、元の画像が表示されます。

↓上の写真を望遠で撮ったもの。

まとめ

AQUOS sense4 basicは、フリマアプリやオークションなどでは、1万5千円前後で購入することができるようです。価格を考えると、十分使えるスマホになっていると思います。

メモリが少なかったり、指紋認証がなかったりと、上位機種と比べて見劣りする面もあります。
サブスマホに使ったり、軽いアプリしかやらなかったりと、使用目的がはっきりしている方にとっては、十分な性能だと思います。

コメント

  1. […] 先日、下位機種であるAQUOS sense4 basicのレビュー記事を書きました。 […]

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