先日、下位機種であるAQUOS sense4 basicのレビュー記事を書きました。
すこし動作がもっさりしているなど、あと一歩の点がありましたが、全体的には価格に見合ったよい仕上がりでした。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-1.jpg)
AQUOS sense4とAQUOS sense4 basicとの違いは、RAMの容量とカメラの機能、指紋認証機能、そしてDSDV機能の有無くらいで、そのほかの部分はほぼ同じです。
今回は、AQUOS sense4 basicと比較をしながら、レビューをしていきたいと思います。
AQUOS sense4 basicとの違い
主な違い
専用の充電器が付属しています。
スマホ本体を見ていくと、まずRAMの容量が1GB多く、4GBとなっています。
カメラは、広角カメラが搭載され、広角、標準、光学2倍ズームの3眼構成となっています。
また、指紋認証センサーが、画面下部に搭載されています。
DSDVに対応し、SIMカード(nanoSIM)2枚を同時に装着できます。
スペック
AQUOS sense4 (SH-M15) | |
---|---|
OS | Android 10 → Android 11 → Android 12 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 720G |
GPU | Adreno 618 |
画面 | 5.8インチ(IGZOディスプレイ) 2,280×1,080(フルHD+) パンチホール IGZO液晶 のぞき見ブロック |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB(UFS2.1) |
バッテリー容量 | 4,570 mAh USB PD対応 急速充電 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド (SIMロック解除後) | 4G LTE:1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 39 / 41 |
カメラ | アウトカメラ 1200万画素(標準) + 1200万画素(広角) + 800画素(望遠・光学2倍) インカメラ 800万画素 |
防水・防塵・ | 〇 IPX5/IPX8/IP6X |
サイズ | 幅 約71mm / 高さ 約148mm / 厚さ 約8.9mm |
重さ | 177g |
本体色 | ライトカッパー、ブラック、シルバー |
USB | Type-C(USB 2.0) |
その他 | MIL-STD-810H Bluetooth 5.1 近接センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー 加速度センサー、電子コンパス |
外観
正面から
(液晶保護ガラスを貼っています。)
5.8インチ、2280×1080(フルHD+)のIGZOディスプレイです。
省電力が期待されます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-10-768x1024.jpg)
下から
マイク、USB Type-cポート、スピーカーがあります。
スピーカーの音質は、いたって普通といった感じです。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-11.jpg)
右から
下から、電源ボタン、アシスタントキー、ボリュームボタンとなっています。
個人的には、アシスタントキーはいらないと思っています。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-12.jpg)
上から
マイク、イヤホンジャックがあります。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-14.jpg)
左から
SIMカード / microSDカードスロットがあります。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-15.jpg)
ほとんどの機種では、SIMピンを使って開けますが、AQUOS sense4では、SIMピンを使わなくても、例えば爪に引っかけて開けることができます。
DSDV対応ですが、SIMカードを2枚使ってしまうと、microSDカードは使えなくなってしまいます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-16.jpg)
背面から
カメラがあります。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-19.jpg)
カメラは、1200万画素(標準)、1200万画素(広角)、光学2倍(800万画素)となっています。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-20.jpg)
使用感 その1
動作について
AQUOS sense4 basicと比べて、RAMは1GB増の4GBとなっています。
そのおかげか、動作は普通にサクサクしていて、特にストレスを感じさせることはありません。
ただ、Snapdragon 720G搭載スマホとしては、例えばアプリの起動や切り替えなどで、若干遅いかなと感じる場面もありました。
DSDVに対応している。
AQUOS sense4(SH-M15)は、DSDVに対応しています。
SIMカード(nanoSIM)2枚を装着可能で、例えば音声とデータ通信を分けて使うことができます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-2.jpg)
指紋認証
AQUOS sense4 basicにはついていない指紋認証センサーが、AQUOS sense4(SH-M15)にはついています。
精度はよく、誤認識はあまり在りません。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-3.jpg)
付属の充電器
最近は充電器が入っていないスマホが増えていますが、AQUOS sense4には入っています。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-8.jpg)
充電器の仕様です。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-9.jpg)
重さ(実測値)
本体+液晶保護ガラス
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-17.jpg)
本体+液晶保護ガラス+TPU製の透明ケース
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-18.jpg)
ベンチマーク
Antutu Benchmark V8.5.2
※Android 10で測定
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-4-536x1024.png)
Antutu Benchmark V9.3.9
※Android 12で測定
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/220619-26-539x1024.png)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-5-633x1024.png)
GeekBench 5.4.1
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-6.png)
AndroBench
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/210510-7-637x1024.png)
写真を撮ってみた
全てAIをONにして撮っています。
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0008a-s-768x1024.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0009a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0013a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0014a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0016a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0017a-s-768x1024.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0018a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0020a-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0028-s.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0023-s-1.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0031-s-2.jpg)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2021/05/DSC_0004a-s.jpg)
使用感 その2
ナビは快適
ナビを使うことが多い私にとって、位置情報と電子コンパスの精度は大切です。
実際に使ってみましたが、位置情報、電子コンパスともに精度がよく、快適に使うことができました。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-21-612x1024.png)
カメラの音が消せない
カメラの音を消す設定は、どこにもありません。
なお、スクリーンショットでは、音は鳴りません。
楽天モバイルで使える?
楽天モバイルで、使うことができます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-22.jpg)
超・長持ちバッテリー
スマホを連続して使った時の、バッテリーの減り方は、下のグラフの通りです。
100%から20%になるまで、だいだい13時間くらいかかっています。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-26-535x1024.png)
バッテーは、普通に使っている限りは、1日は余裕で持つのではないでしょうか。
また、スリープ状態にした時のバッテリーの減り方ですが、スリープにもかかわらずどんどん減っていく機種があるなか、本機のバッテリーの減り方は、ゆるやかです。
なお、下のグラフは、楽天モバイル+exciteモバイル(au回線)のSIMカードを取り付けた時のものです。数時間放置しました。
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超長持ちバッテリーに最適な格安SIMは?
本機は、超がつくほどバッテリーが長持ちします。そんなスマホに最適な格安SIM、それはOCNモバイルONEです!
プライベートipアドレスが使えるようになり、OCNモバイルONEを使った時のバッテリーの減り方は、過去最高に少なくなりました。
OCNモバイルONEを検討してみてもいいのでは?
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=2NMVE7+A4HX6+2IZU+10LXZL)
バッテリーの充電時間
付属の充電器を使って、充電しました。
15%から100%になるまで、2時間ちょっとかかっています。
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Androis 12にアップデート
2022年6月18日現在、最新のOSで使うことができます。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2022/06/210510-23.jpg)
まとめ
今回はAQUOS sense4 basicとを比較してのレビューでした。
やはりRAMの容量がきいているのか、動作はあきらかにサクサクになっています。
指紋認証センサーがついており、利便性が増しています。
カメラには広角レンズがつき、写真の撮り方が増えています。
個人的には、DSDVに対応しているのがありがたいです。
普段DSDVでスマホを使っている者としては、この機能は必須なのです。
AQUOS sense4には、おサイフケータイ、広角・望遠を備えたカメラ、指紋認証機能、DSDV対応、そして標準的なRAM容量と、およそ必要な機能が全部入っています。
そう考えると、AQUOS sense4(SH-M15)は、長く愛用できる機種になるでしょう。
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