私の家の光回線は、NURO光です。速度は、Wi-Fiだと約800Mbps、有線LANだと、約1Gbpsほど出ています。
今の回線速度にあまり不満はないものの、もっと速くする方法があると聞き、導入してみることにしました。その方法は、ONUとしてSONY製のNSD-G1000Tを使用するという方法です。そのためには、オプションの「NUROスマートライフ」に申し込む必要があります。
「NUROスマートライフ」に申し込むと、NSD-G1000Tが送られてきて、今使用しているONUは返却という形になります。
今使っているONUは、HUAWEIのSGP200Wです。有線LANは最大1Gbpsの1000BASE-Tに対応、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応していて、Wi-Fiの下り最大速度は1300Mbpsとなっています。
それに対してSONYのNSD-G1000Tは、有線LANは最大2.5Gbpsに対応、Wi-FiはIEEE 802.11axにも対応し、最大4800Mbpsで通信できます。
ここでは、SGP200WとNSD-G1000Tでの、速度の差を調べてみたいと思います。
NSD-G1000Tの開封
段ボールの中に、インターネット接続ガイド、そして本体が入っている段ボールがあります。
本体が入っている箱と付属品です。
本体
SONYとだけ書かれたシンプルなデザインです。
背面です。「LAN1」だけが、最大2.5Gbpsに対応しています。
USBポートもありますが、簡易NASにするような設定はありません。
基本的には、立てて使うことになります。薄型です。
スタンドがあります。ネジで2カ所を閉めるようになっています。
速度を調べてみた
使用したパソコンは、ThinkBook 14 Gen 4 AMDです。有線LANは最大1Gbpsに対応、Wi-FiはIEEE 802.11axに対応しています。
また、 有線LANを最大2.5Gbpsに対応させるため、USBー有線LAN変換アダプターを使用しています。
有線LAN
左側がSGP200W、右側がNSD-G1000Tです。
下り速度は、NSD-G1000Tでは、SGP200Wの約2倍の速度がでました。
Wi-Fi
左側がSGP200W、右側がNSD-G1000Tです。
Wi-Fiでも、下り速度は、NSD-G1000Tは、SGP200Wの約2倍の速度がでました。
このときの、パソコンとNSD-G1000Tとのリンク速度です。
まとめ
webサイト閲覧程度では、あまり大きな違いを感じることはありませんが、容量の大きいファイルをダウンロードするときは、その速さを体感することができます。
注意しないといけないのは、ルーターの設定です。
5GHz帯の帯域が、初期設定では80MHzになっています。そのままだとフルスピードで通信することが出来ないので、高速で通信するためには、帯域を「160MHz」に変更する必要があります。
オプションのNUROスマートライフに申し込むと、初期費用が5500円、また月額550円の費用がかかります。この金額が高いと感じるか、それとも安いと感じるかは、人それぞれだと思います。
個人的にはこの速度に満足しているので、そこまで高いとは感じませんが、今の速度で満足している方は、新しくオプションを追加する必要は無いかもしれません。
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