「最近、パソコンの動きが遅い!」
買ったばかりの頃はサクサク動いてたのに、アプリをインストールし、ゲームで遊び、ネットを見たりして、いろいろ使っていると、いつの間にか遅くなっている……。かといってリカバリするのは大変ですよね。
ここでは、HDDをSSDと交換し、メモリを増設することにより、動作の高速化を行う方法を説明しています。
つい先日まで、メインで使っていた「ThinkPad X121e」ですが、最近動画の編集をまた始めたことで、core i3・500GBのHDD・メモリ4GBというスペックでは、なかなかつらい状況となっていました。
「中古で、最低でもcore i5でメモリ8GBを!」
新品を買うのはもったいないため、ヤフオクやフリマアプリを駆使して、手に入れたのは、NECのVersaPro(VK27MX-K)です。
私の好きな、テンキーなしタイプのノートPCです。
・主な初期スペック
OS Windows 10 Pro 64bit
CPU Core-i5 4310M
メモリ 4GB
HDD 320GB
今回はCPUは交換せず(本当はしたいけど)、
- HDDをSSD化
- メモリを8GBに増設
これにより、動作の高速化をねらいます。
初期状態では、やはり全体的に動作が遅かったり引っかかりがあったりして、早急にHDDのSSD化とメモリ増設とをしようと、早速AmazonでSSDとメモリを購入しました。
Kingston SSD Q500 240GB 2.5インチ SATA3 TLC NAND採用 【PS4動作確認済み】 SQ500S37/240G 正規代理店保証品 3年保証
CFD販売 ノートPC用 メモリ PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚 1.35V対応 SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D3N1600PS-L4G
作業開始
HDDのSSDクローンを作る
まず最初に、HDDのクローンSSDを作ります。
SSDを外付けケースに取り付けます。
そしてPCとつないで、今回はアプリでクローン化します。
今回は「ファイナルハードディスク-SSD入れ替え15plus」というアプリを使います。
終了しました。今回は2時間近くかかりました。
メモリの増設
まずはPCの裏ぶたを開けます。
赤丸の部分のネジを外します。
そして裏ぶたを取り外します。
ちょうど真ん中にHDDが、その右下にメモリスロットがあります。
バッテリーは外して作業をします。
この部分に、購入した4GBのメモリを挿入します。元のメモリと合わせて、8GBのメモリとなります。
電源を入れて確認します。
メモリがきちんと8GBになっています。
HDDをSSDと入れ替える
次にHDDをSSDと入れ替えます。
このHDDはネジで簡単に取り外すことが出来ます。
左が取り外したHDD、右が今回購入したSSDです。
SSDに交換しました。
作業終了
あとは、一番最初に取り外した裏ぶたを元に戻して、作業終了です。
まとめ
では、どのくらい早くなったのか見てみましょう。ベンチマークの結果です。
数字だけではわかりにくいと思うので、体感で言うと、
- HDDの時、電源を入れて使えるまでに、1分以上かかっていた。
- SSD化により、15秒~20秒ほどで使えるようになった。
- アプリの起動がとても速くなった。
今回購入したSSDは、割安なSSDでしたが、きちんと効果として現れています。
また、ブラウザでタブを何個も開いて、他にも同時にアプリを何個も立ち上げても、動作の引っかかりがほとんどなくなりました。これはメモリ増設の効果でしょう。
OSをインストールするのはSSD、データはHDDに保管
メモリは、余裕を持たせて最低8GB搭載する
すべてをSSDにするのではなく、
- PC動作の根幹となるOSはSSDにインストール
- データは、容量が大きくても低価格なHDDに保存
このように使い分けをすると、快適にPCを使うことができますね!
またメモリは、4GBでも問題ない場合もありますが、
- アプリを同時にいくつも立ち上げる
- ブラウザのタブを多数開くことがある
- メモリを消費するアプリを使う
このような場合は8GBはあったほうがよりよいでしょう!
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