キャリアアグリゲーション(CA)とは、
キャリアアグリゲーションは、複数の周波数帯を同時に使用することで、通信速度の向上や、安定した高速通信を実現する技術です。
引用元:https://www.au.com/mobile/area/4glte/carrier-aggregation/
格安SIMは、基本的に、ドコモやソフトバンクなどと比べて、スピードが遅くなる傾向があるため、キャリアアグリゲーションの効果は、あまりないのではないかと予想されます。
今回は、格安SIMを使い、キャリアアグリゲーション時と、そうではないときのスピードを計測し、比較をしてみました。
検証
使用した格安SIMは、LINEモバイルのソフトバンク回線で、スピードテストを行った時刻は、11月21日(土)の16:30前後です。
「ドコモスピードテスト」で、スピードテストを3回行い、その平均を出しました。使用したスマホは、Huawei Mate 10 Proと、キャリアアグリゲーションに対応していない、OUKITEL C21です。
結果
キャリアアグリゲーション ONの時
Mate 10 Proの結果
下り 39.7Mbps 上り 6.2Mbps
キャリアアグリゲーション OFFの時
Mate 10 Proの結果
下り 17.5Mbps 上り 7.1Mbps
キャリアアグリゲーション 非対応のOUKITEL C21の結果
下り 17.6Mbps 上り 6.5Mbps
まとめ
LINEモバイルのソフトバンク回線が、比較的空いていた時間帯であったためか、キャリアアグリゲーションの効果は、特に下りの速度にはっきりと表れていました。
混雑する平日12時台のスピードテストでは、ここまでの効果は表れないと思いますが、空いている時間帯だと、キャリアアグリゲーションの効果があることがわかりました。
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