なにげにAmazonを散策していると、とあるスマホが目にとまりました。
とてもきれいで美しく、所有感を満たしてくれそうなスマホ、それがUMIDIGI A11です。
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最近のUMIDIGI製スマホは、個人的にあまり魅力を感じることもなく、購入をひかえていましたが、このUMIDIGI A11は違います。見た目がすばらしくよい!
性能も大事ですが、スマホ選びにおいては、見た目も大事です。その点で、このUMIDIGI A11には惹かれるものがあります。
今回は、そんな美しいスマホ、UMIDIGI A11のレビューとなります。
開封
スマホが入っているのは、こんなに明るい色の箱です。個人的には、黒い箱よりも、こんな色の方が好きです。
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付属品です。USB Type-cケーブルと充電器が入っています。
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充電器の仕様は、5V2Aの出力となっています。バッテリー容量が5150mAhもあるので、この出力では物足りません。
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本体
画面
画面は6.53インチ(1600x720ピクセル)となっています。
有機ELではありませんが、特に気になる点もなく、きれいに表示されています。
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水滴型ノッチがあります。
インカメラの解像度は、800万画素となっています。
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下から
マイク、USB Type-Cポート、スピーカーがあります。
低価格帯のスマホも、ようやくUSB Type-C対応が当たり前になってきましたね。
なお、スピーカーの音質は、あまりよくありません。
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右から
ボリュームボタンと電源ボタンがあります。
Androidの標準的な並び方です。
電源ボタンは、指紋認証センサーもかねています。
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上から
イヤホンジャックがあります。
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左から
SIMカードスロットと、ショートカットキーがあります。
ショートカットキーには、押したときに任意のアプリや機能を起動させることができます。例えば、1回短く押したらカメラを起動するとか、長押ししたらスクリーンショットを撮るとかです。
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UMIDIGI A11は、SIMカード2枚とmicroSDカード1枚を同時に使える、トリプルスロットとなります。DSDVに対応しているので、例えば音声通話とデータ通信のSIMカードを使い分けるなどすることができます。
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カメラ周辺
標準カメラ(1600万画素)のほかに、広角カメラ(800万画素)、マクロカメラ(500万画素)、もあります。カメラの出っ張りは、1mmほどです。
また、UMIDIGI A11には、赤外線センサーがついているのも特徴です。体温や物の温度を測ることができます。
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スペック
UMIDIGI A11 | |
---|---|
OS | Android 11 |
SoC | MediaTek Helio G25 |
GPU | PowerVR Rogue GE8320 |
画面 | 6.53インチ、 1600×720ピクセル 水滴型ノッチ |
RAM | 3GB / 4GB |
ROM | 64GB / 128GB |
バッテリー容量 | 5150 mAh 充電 10W ワイヤレス充電には対応していません。 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド | FDD-LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28A / 28B / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
カメラ | アウトカメラ 1600万画素 + 800万画素(広角) + 500万画素(マクロ) インカメラ 800万画素 |
防水・防塵 | × |
サイズ | 幅 75mm / 高さ 162.2mm / 厚さ 9.2mm |
重さ | 222g |
本体色 | ブルー、ブラック |
USB | Type-C(USB 2.0) |
その他 | Bluetooth 5.0 近接センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー 加速度センサー、赤外線センサー、電子コンパス |
ベンチマーク
Antutu Benchmark V8.5.2
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Geekbench 5.4.1
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PCMARK for Android
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プリインストールアプリ
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技適マーク
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重さ(実測)
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写真を撮ってみた
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
標準カメラ
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上の写真を広角カメラで撮影
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標準カメラ
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上の写真を広角カメラで撮影
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マクロ
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夜景
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使用感
サラサラして心地よい手触り
なんていうか、すりガラスのような感じで、サラサラした手触りが心地よいです!
また、持った感じが「四角!」です。角が丸くなってないので、とがった感じがします。
角が丸くなってるスマホが多い中、ここまで角がとがってるスマホは好印象です。
光が反射している部分が、上品さを引き立てていると思います。
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サクサク感はもう少しかな?
デザインはよいのですが、スマホの性能は、SoCがMediaTek Helio G25ということもあり、そこまで高くはありません。どちらかというと低い方でしょう。
アプリの起動や切り替えに、少し時間がかかるときもありますが、おおむね許容範囲内ではあると思います。
スペック的に重いゲームなどは厳しく、軽いアプリしか使わない私のような方は、それなりに使えるでしょう。
低価格帯のスマホですが、ROMが128GBあるので、この点は心強いです。
プリインストールアプリが少ないのがいい!
例えば、Redmi Note 9Tは、キャリアのアプリが目一杯インストールされていました。使わないアプリ、それもアンインストールできないアプリが多いのは邪魔です。
本機の場合、プリインストールされているアプリは最小限のもので、余計なアプリがインストールされていないのは、精神衛生上とてもよいです。
赤外線センサーで体温を測れる
赤外線センサーが内蔵されているので、試しにおでこで体温を測ってみました。
本物の体温計で36.3℃のところ、多少のばらつきがありましたが、36.2℃前後の表示。
意外と正確な温度となっていました。
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ショートカットキーがかなり便利!
スマホの左側面には、ショートカットキーがあります。短く1回押したとき、短く2回押したとき、長押ししたとき、それぞれに機能を割り当てることができます。
私の場合は、短く1回押したときにカメラアプリを開き、長押ししたときにスクリーンショットを撮るようにしています。
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スクリーンショットの音も消せる
カメラのシャッター音は設定でOFFにできるのですが、スクリーンショットの音は、設定でOFFにすることができません。
でも、次の記事と同じ方法で、スクリーンショットの音も消すことができます。
テザリング時のチャンネルがおかしい
テザリングの設定で、「AP周波数帯」を2.4GHz帯に設定しても、なぜか5GHz帯でしかテザリングができません。
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ナビゲーションキーを変更できる
私は、画面の一番下に3ボタンあったほうが使いやすい派ですが、ジェスチャーで操作するのがいいという方もいると思います。設定ーSmart Assistantーシステム ナビゲーションで、設定することができます。
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電子コンパスが不安定
ナビを多用するならば、位置情報や電子コンパスの正確性は重要です。
本機では、電子コンパスが少し不安定です。
キャリブレーションすると正確になるのですが、しばらくするとだんだん不安定になってきます。少し気になる点です。
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バッテリーはよくもつ
バッテリー容量が5150mAhあるおかげで、バッテリーのもちはとてもよいです。
ベンチマークの結果も良好です。
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実際に、ほぼ連続して使った時のバッテリーの減り方です。
100%から35%になるのに、11時間ちょっとかかっています。
実際にはこんなに連続して使うことはないと思いますので、1日は十分に持つでしょう。
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バッテリーの充電にかかる時間
バッテリーが、1%の状態から100%になるまでに必要な時間は、4時間ちょっとです。
ちょっと遅いですね。もう少し速く充電できればいいですね。
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USB PD充電器で充電するとどうなる?
試しにUSB PD充電器で充電をためしてみましたが、充電速度がすごく遅くなります。
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試した充電器はこちら
スマホを持ち上げただけで、画面が点灯する
初期設定では、スマホがスリープ状態で画面が消えていても、持ち上げただけでスリープが解除される設定になっています。
バッテリー容量の大きい本機ですが、このような機能はバッテリー消費につながるため、機能をOFFにしたいところ。
設定ーディスプレイー詳細設定ー指を離してスリープ状態から復帰
の設定をOFFにすると、この機能を止めることができます。
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指紋認証は意外に正確で速い
本機は、側面の電源ボタンが指紋認証センサーをかねています。認証速度は、1秒とまではいかず、でも一瞬というわけでもなく。体感では0.5秒くらいでしょうか。認証速度は、余り気になることはないと思います。
また、誤認識も少なく、正確に認証してくれます。
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ただ気になる点がひとつ、それは、触れただけでセンサーが反応してしまうという点です。少し触れただけで反応するので、指紋認証が不可な状態になってしまい、そのたびに設定した認証コードを入力しなければならなくなります。「押し込んで認識」という設定があるとよかったです。
DSDVに対応
本機は、DSDVに対応しています。例えば、音声通話用SIMとデータ通信用SIMを使い分けたり、仕事用とプライベート用に使い分けたりといった使い方ができます。
本機は、auのプラチナバンドにも対応していますので、au系の格安SIMでも問題なく使うことができます。
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まとめ
ライトな使い方をするユーザーにとっては、もう少しサクサク感がアップしてくれれば言うことなしなのですが、それでも十分に使える速度で操作することができます。
何より、外観の美しさは素晴らしく、所有感を満たしてくれます。
また、バッテリーのもちもよいので、サブスマホに最適な一台です。
2022/08/09現在、UMIDIGI A11はもう販売されないのか、Amazonなどで見つけることが出来ません。その代わりに、上位機種UMIDIGI A11 Pro Maxが販売されています。スペック的にはこちらの方が上位となります。
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