OUKITELから、RAM12GB(拡張なしで)、ROM256GB、リフレッシュレート90Hzという、ちょっと気になるスペックのスマホが発売されています。
SoCはUnisoc T616とごく普通ですが、見た目もよく、何よりRAMが12GBもあるというのが気になります。
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今回は、このOUKITEL C35のレビューとなります。
開封
付属品
いつものOUKITEL、オレンジ色の箱に入っています。
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付属品です。充電器、USBケーブル、冊子、SIMピンがあります。
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充電器の仕様は、出力5V/2Aとなっています。急速充電に対応していないのですね。
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外観
前面より
画面サイズは6.56インチ、解像度は1600×720、輝度は400nitsとなっています。
ノッチは水滴型です。
照度センサーがついているので、画面の明るさは、自動調整されます。
色合いとコントラストは、設定で調節することができます。
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下部より
イヤホンジャック、マイク、USB Type-Cポート、スピーカーがあります。
スピーカーの音質は、よくも悪くもなく、ごく普通といった感じでしょうか。
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右側面より
音量ボタンと電源ボタンがあります。
このスマホ、電源ボタンを長押しすると、Googleアシスタントが起動します。
音量ボタン上と電源ボタンの長押しで、再起動やシャットダウンなどを選ぶことができます。
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上部より
上部には何もありません。
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左側面より
nanoSIMカード/microSDカードスロットがあります。
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nanoSIMカード2枚とmicroSDカード1枚を、同時に使える、トリプルスロットとなっています。
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背面より
きれいな色です。グリーン、ブラック、ブルーの3色展開で、この色はブルーとなります。写真では伝えきれませんが、とてもきれいな色をしています。
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カメラ部分
カメラが2つついていますが、このうち1つはダミーのようです。
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スペック
OUKITEL C35 | |
---|---|
OS | Android 13 |
SoC | Unisoc T616 |
GPU | Mali-G57 |
画面 | 6.56インチ 1600×720ピクセル IPS液晶 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
バッテリー容量 | 5150mAh |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド | 3G :1/8 4G :1/3/5/7/8/19/20/38/40/41 5G:非対応 |
カメラ | メインカメラ 5000万画素(f/1.8) インカメラ 800万画素(f/2.0) |
防水・防塵 | × |
耐衝撃 | × |
サイズ | 幅 75.4mm / 高さ:163.75mm / 厚さ 9.18mm |
重さ | 199g |
本体色 | グリーン、ブラック、ブルー |
USB | USB Type-C (USB2.0) |
その他 | GPS Bluetooth 5.0 加速度センサー、照度センサー、近接センサー |
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク(V10.0.7-OB7)
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AnTuTuベンチマーク(V9.3.2)
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AnTuTu Storage Test(V9.3.2)
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2023/10/231014-14-626x1024.png)
Geekbench 6.2.0
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使用感
何かにつけて惜しい仕様
RAMが12GB、ROMが256GB、リフレッシュレート90Hzと、なかなかの高スペックなのかと思いきや、SoCがUnisoc T616、電子コンパスなし、Widwvine L3、液晶解像度は1600×720などと、いろいろと惜しい仕様となっています。
仕様は惜しいが、バッテリーはもつ!
仕様にはいろいろと文句がありますが、バッテリーはよく持ちます。
PCMARK for AndroidのWork 3.0 battery lifeで計測してみました。
リフレッシュレート90Hz、液晶の輝度を50%にした時の結果です。
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結果は約12時間と、まあまあ長い結果となりました。
普通に使っていても、バッテリーのもちはよく感じます。
惜しい!電子コンパスがない!
電子コンパスはついているだろうなということを予測していたのですが、実際には電子コンパスはついていませんでした。
位置情報はまあまあ正確です。
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Widevine L1に非対応
Widevine L1には対応していません。
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RAMの拡張で、最大24GB相当まで拡張できる
ストレージを利用したRAMの拡張で、最大24GB相当までRAMを拡張することができます。
しかし、拡張しなくても、12GBもRAMがあるので、拡張する必要は無いのではないかと思います。
![](https://paso-phone.site/wp-content/uploads/2023/10/231014-19.png)
技適マークが確認できます
本体の設定より、技適マークを確認することができます。
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VoLTEを有効にすることができる
SoCがUnisocの場合、4Gでの通信はできても、VoLTEが有効にならないので、音声通話ができないことがあります。
この端末でも、次と同じ方法で、VoLTEを有効にすることができます。
VoLTEを有効にすると、楽天モバイルも使用することができます。
カメラで写真を撮ってみた
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
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まとめ
RAMが12GBというスペックを生かし切れていない全体のスペックで、非常に残念な端末です。
ただ、多少動作は遅くてもいい、電子コンパスなんていらない、動画は見れればいいって場合は、リフレッシュレート90Hzのスルスル動作が心地よく、満足に使える可能性があります。
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