記事が前後してしまいましたが、今回は「UMIDIGI S3 Pro」のレビューをします。

UMIDIGI F1などとは違い、正方形の少し高級感のある箱に入っています。
箱を開ける前は、なんだかドキドキしませんか?
昔のスマホの箱は、お饅頭が入ってるような箱に入っていたような気がします。
いつからか、外箱も商品の一部になっていました。
外観
箱の中身

ふたを開けたところです。日本のAmazonで買ったものではないため、充電器のコンセントは、日本のものとは形が違います。

こちらがUMIDIGI S3 Proです。
スマホ全体

全体です。外側がセラミックなS3 Proは、ピカピカと輝き、手触りもサラサラです。これだけでも所有している満足感があります。
スマホの下部

下側から見てみましょう。スピーカー、USB Type-Cコネクタ、マイク、イヤホンジャックがあります。イヤホンジャックが省略されているスマホが多くなっていますが、S3 Proにはちゃんとあります。
カメラレンズの部分

カメラのレンズは、1mmほど出っ張っています。純正のケースをつけても、気にならない程度で少し出っ張ります。
指紋センサー

指紋センサー周辺です。やはりカメラの出っ張りが気になります。指紋センサーの感度は良好で、誤認識もあまりありません。
高級感あふれる外観

高級感あふれる外観です。これだけでも、買ってよかったと思わせるものがあります。
スペック
UMIDIGI S3 Pro | |
---|---|
OS | Android 9.0 |
CPU | MediaTek Helio P70 |
GPU | Mali G72 MP3 900MHz |
画面 | 6.3インチ |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
バッテリー容量 | 5150mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz 、5GHz) |
対応バンド | FDD-LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/ |
カメラ | アウトカメラ インカメラ |
防水 | - |
防塵 | - |
サイズ | 幅74.65 mm / 縦157 mm |
重さ | 216.6g |
USB | USB 2.0 type-c |
その他 | Bluetooth v4.2 |
操作感・サクサク感
スクロール、タップの反応など、通常操作において、引っかかりを感じることはほとんどありません。快適に操作することができます。
ただし、ハイスペックなスマホではないので、高負荷なアプリでは、遅延を感じることがあると思われます。
カメラ
カメラに関しては、撮影して確認した限りでは、ホワイトバランスがおかしくなるときがありました。たとえば肌の色が青っぽくなってしまうなどです。
標準カメラアプリではAI機能がついていますが、ON・OFFそれぞれの画質の違いがよくわかりません。
以下の写真は、AIをON・OFFにして撮影しましたが、どちらがAIをONにして撮影したものか、分からなくなりました。
(クリックすると元画像が表示されます。)


ぼかしの効果が得られる「ステレオ」では、UMIDIGI F1と同様、不自然なボケになります。
下の写真は「ステレオ」で撮影しましたが、街灯のあたりがとても不自然です。(クリックすると元画像が表示されます。)

下の二枚の写真は、普通にパシャっと撮った写真です。(クリックすると、元画像が表示されます。)


バッテリーのもち
バッテリーは、僕の使い方では、充電なしでも2日間もちます。詳しく説明するのが難しいのですが、webサイト閲覧なら、連続12時間程度もちました。
液晶の輝度や通信の頻度にもよると思いますが、バッテリー容量が5150mAhもありますので、3000mAhなどのスマホと比べると、そのバッテリーのもちには驚くことと思います。
画面
画面はきれいに表示されます。
気になったのは、ベゼルが狭いせいか、タップの誤認識が多いという点です。左手でスマホを持ち右手で操作する場合、左手の指に液晶が過剰反応してしまうことが多いです。
この点は、ケースをつけるとほぼ解決されますが、そのかわりきれいな本体が隠されてしまいます。
位置情報(GPSなど)
位置情報はかなり正確です。ただし、電子コンパスの精度がいまいちです。

スピーカー
外部スピーカーの音質は、良くもなく悪くもなく、普通です。
通話時では、相手の声が少し小さめに聞こえるときがありました。
なお、S3 ProはVoLTEに対応しています。ドコモ系格安SIMを使い、ドコモのケータイと通話テストをしましたが、高音質で通話することができました。
auやSoftBankについて、VoLTEに対応しているかどうかは、検証環境がないので、確かめることが出来ませんでした。
技適マーク
ソフトウェア更新をすると、技適マークをスマホの画面で確認することができます。

通話やデータ通信
対応バンドが多く、ドコモやソフトバンクのプラチナバンドに対応しています。ドコモのプラスエリアに対応していますので、山間部でも通話などが可能です。
auについては、au回線を契約していないので、確認することが出来ません。
ちなみに、わが家ではこのような状態です。
SIM1にリンクスメイトのSIM(通話、SMS)、SIM2にモナWi-FiのレンタルSIM(データ通信)を入れています。

まとめ
公式ショップ価格(Amazon)は、4/27現在、33333円です。
「あと少し出せば、nova3が買える」
ひょっとして、そう思う方がいるのではないでしょうか。全体の性能でいえばnova3の方が上です。
僕としては、プリインストールされているアプリが少ないという点で、UMIDIGI S3 Proをメインとして使っています。
あまり聞き慣れないメーカーのスマホですが、少なくとも僕は、メインとして使う上で何ら支障を感じていません。
特にバッテリーのもちには、かなり満足しています。バッテリーがよくもち、カメラにも少し性能を持たせたい方は、使ってみるのもいいスマホだと思います。
※残念ながら、Amazonの販売ページがなくなってしまいました。
製造終了でしょうか?
コメント