Fire HD 8 Plusは、Amazon製タブレットで、Amazonのサービスを堪能できる、Amazonを楽しむためのタブレットです。特に、プライム会員には、その恩恵を十分に受けることができるでしょう。
いくつかの機種があるのですが、その中でも、Fire HD 8 Plusは、8インチサイズ・RAMが3GB・ROMが64GBのバージョンです。

スペックとしては、画面の解像度は1280×800と低く、CPUの性能も高いものではありません。カメラの写りもそれなりで、全体的なスペックとしては低いものとなっています。
それでも、Amazonを楽しむための工夫がいろいろなところでされていて、Amazon会員なら、スペックは低くても、十分に楽しむことができるでしょう。
OSはFire OSと呼ばれ、Androidをベースとしたものとなっています。
今回は、このFire HD 8 Plusで、Google Playを使えるようにして、その使い勝手などを確かめてみたいと思います。
Fire HD 8 Plusを開封してみた
本体のほかに、充電器とUSB Type-Cケーブル、冊子類が入っています。
充電器は9Wでの充電に対応しています。


Google Playをインストールしてみた
Google Playをインストールする方法は、ネットでいくつも情報が出ていますので、そちらを参考にしていただいたほうが、確実だと思います。
こちらをクリックすると、情報がたくさん出てきます。
上のリンクから、必要な情報を参考に、Fire HD 8 PlusにGoogle Playをインストールしてみました。

と、この赤い矢印の先に、Play ストアのアイコンが見えます。
これでAndroidのアプリをインストールする状態にすることができました。
アプリはちゃんと動いたか?
Google ストアから、いろいろなアプリをインストールしてみました。

上の画像にあるアプリを試したのですが、
「Googleドライブ」で、ダウンロードやアップロードが不安定でした。
「レンズ」は動作しませんでした。
「Google Chrome」は、同期を有効にすることができませんでした。
大部分のアプリは、正常に動いたのですが、私がスマホにインストールしている、すべてのアプリを調べ切れていないので、動作しないアプリもあると思います。
ヤフオクやメルカリその他、SMS認証が必要なアプリは、認証番号がスマホに届いてしまうので、スマホが必要になります。
また、PokémonGoなどのように、GPS情報が必要なアプリは、プレイすることができませんでした。
しかし、マップアプリでは、スマホとテザリングで接続すると、位置情報を知ることができました。
Fire HD 8 Plusは、RAMが3GBということもあり、比較的スムーズに動作するアプリが多かったですが、RAMが2GBのFire HD 8だと、動作に関しては、また違った結果になったかもしれません。
ベンチマークをとってみた
こうなると、何となくベンチマークをとってみたくなります。
というわけで、いくつかベンチマークをとってみました。
AnTuTu Benchmark V8.4.3

AndroBench

Geekbench 5.2.5

デバイスの情報の一部


写真を撮ってみた
せっかくなので、カメラで写真を撮ってみました。
クリックすると、元の画像が表示されます。





外観レビュー
外観のレビューもしていきましょう。
箱から取り出す
このような箱に入っています。
あまり高級感はありません。

前面から
前面から見てみましょう。
いたって普通のタブレットです。
片手でなんとか持てる幅ですが、手の小さい方には、片手で持つには、少し難しいかもしれません。
画面の解像度は、1280×800です。

microSDカードスロット
1TBまでの容量に対応しています。

側面
側面には、イヤホンジャック、USB Type-Cポート、マイク、電源ボタン、ボリュームボタンがついています。

スピーカー
スピーカーはステレオとなっています。

まとめ
全体的には、正常に動作するアプリが多いものの、やはり想定外の使い方ですので、中には動作に支障があるアプリもあるかと思います。
自己責任の上でのGoogle Play導入ですが、それでも、正常動作できるアプリが使える場合は、Fire HD 8 Plusの使い方の幅が広がりますね。
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