以前、1万円台で買え、なかなか使えるスマホとしてRedmi 9Tのレビューをしました。
Redmi 9Tは、本日現在、Amazon価格で16000円台となっています。
今回は、Redmi 9Tよりもさらに低価格(Amazon価格で12000円台)で買える「Blavkview A70」のレビューをしていきたいと思います。
Blackview A70は、果たしてどれほどの実力を持ったスマホなのでしょうか。
開封
早速開封していきたいと思います。
本体は、こんな白い箱に入っています。
箱の裏面です。
技適マークのシールが貼られています。
簡単なスペック一覧です。
箱を開けると、本体が出てきました。
冊子類や充電器、USBケーブルが付属品です。
充電器の仕様です。5V / 1.5A出力となっています。
外観
正面から
液晶のサイズは6.517インチとなっています。解像度は1600×720です。
低価格スマホではありますが、きれいに表示されています。
※液晶保護ガラスを別途購入し、貼っています。標準では保護フィルムが貼られています。
背面から
最初からケースが装着されています。
ケースには技適マークのシールが、そして、写真ではわかりにくいですが、「ONLY THE BRAVE」という文字がケースに印されています。
こちらはケースを取り外した画像となります。
指紋認証センサーは、背面にあります。また、カメラの出っ張りはほとんどありません。
カメラ周辺です。
カメラは、1300万画素となっています。レンズが3つありますが、そのうち2つの画素数は不明です。
下から
マイク、Micro USB端子、スピーカーがあります。
USB Type-Cではなく、Micro USB端子となっています。
スピーカーの音質は、あまりよくありません。
右から
ボリュームボタンと電源ボタンがあります。
上から
イヤホンジャックがあります。
左から
左側には、なにもありません。
SIMカードトレイはどこにあるのかというと……。
内部
SIMカードとmicroSDカードは、背面をパカッと開けてセットする仕組みになっています。
バッテリー容量は、5380mAhと大容量です。
SIMカード(nanoSIM)とmicroSDカードは、ここに装着します。
重さ(実測値)
本体+ガラス保護フィルム
本体+ガラス保護フィルム+付属ケース
スペック
Blavkview A70 | |
---|---|
OS | Android 11 |
SoC | Unisoc SC9863A |
GPU | PowerVR Rogue GE8322 |
画面 | 6.517インチ 1600×700ピクセル 水滴型ノッチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
バッテリー容量 | 5380mAh ワイヤレス充電には対応していません。 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n (2.4GHz) |
対応バンド | 4G : LTE:1 / 3 / 7 / 8 / 20 / 40 / 41 |
カメラ | アウトカメラ 1300万画素 インカメラ 500万画素 |
防水・防塵 | × |
サイズ | 幅 77.5mm / 高さ 163.5mm / 厚さ 8.3mm |
重さ | 205g |
本体色 | ブラック、グリーン、レッド、ブルー |
USB | microUSB(USB 2.0) |
その他 | Bluetooth 4.2 加速度センサー、環境光センサー、近接センサー |
プリインストールアプリ
ベンチマーク
Antutu Benchmark V8.5.2
Antutu Benchmark V9.1.3
GPUは対応していないようで、測定できていません。
GeekBench 5.4.1
PCMark for Android Benchmark
使用感
動作速度は、1テンポ待つ感じ
動作速度は、サクサクというよりは、全体的に1テンポ待つような感じです。軽快というわけではありません。また、Twiterアプリでは、スクロールがカクカクしてしまいます。
個人的には十分許容範囲に入るのですが、人によってはイライラする速度かもしれません。
ベンチマークからも分かりますが、重いアプリなどを動かすには非力なスペックです。その反面、SNSやメール、通話程度なら、十分使えると思います。
バッテリーはかなり長持ちする
バッテリー容量は5380mAhと大容量で、長持ちバッテリーです。実際に使ってみても、十分長持ちするので、バッテリーに関しては安心感があります。
割と連続して使った時のバッテリーの減り方ですが、バッテリーが100%から50%になるのに、約9時間かかりました。
ただ、バッテリーの容量の割には、充電速度が遅いです。付属の充電器は、5V / 1.5A出力です。このバッテリー容量なら、せめて18wでの充電に対応するなど、高速充電に対応させてほしかったというのが正直なところです。
電子コンパスはありません
Blavkview A70には、電子コンパスが内蔵されていません。
位置情報は悪い方ではないのですが、電子コンパスがないので、どちらに進めばよいのか分からなくなるときがあります。
写真を撮ってみた
画像をクリックすると、元の画像が表示されます。
VoLTEを有効にすることができない
設定には、VoLTEを有効にする項目があるのですが、いくら試しても、VoLTEを有効にすることは出来ませんでした。LINEモバイルのSoftBank回線と、OCNモバイルONE(docomo回線)両方で試したのですが、無理でした。
カメラの音を設定で消すことができる
カメラの設定で、シャッター音を消すことができます。
余分なアプリを入れるなどしなくても消すことが出来るので、とてもいいです!
スクリーンショットの音は、消すことができない
カメラの音を消すことは出来るのですが、スクリーンショットの音は、消す設定項目を見つけられず、消すことができません。
音といっても、割と小さなシャッター音が鳴るだけなので、目立たないといえば目立たないのですが、それでも気になってしまいます。
au回線では、データ通信のみ使える
試しにexciteモバイルのau回線(VoLTE)で使ってみました。
バンド1とバンド3などにはつながり、データ通信も出来ましたが、通話は出来ませんでした。
楽天モバイルはデータ通信のみ使える
楽天モバイルのSIMカードを入れてみました。APNの設定をすると、4Gの表示が出て、データ通信はできました。でも、通話をすることは出来ませんでした。
自動電源ON・OFFを設定することができる
電源を自動でONにしたり、OFFにしたりすることができます。
ナビゲーションバーを、設定で変更することができる
標準的には、ナビケーションバーの左側に戻るキーが表示されることが多いと思いますが、これを右側に持ってくることが出来ます。
指紋センサーの精度は標準的
指紋認証の制度は、いたって標準的だと感じます。超早いというわけでもなく、かといってすごく遅いというわけでもありません。また、誤認識はたまにある程度です。
Wi-Fiが5GHz帯に対応していない
Wi-Fiは、2.4GHz帯にしか対応していません。なので、光回線を使っていても、高速な通信は望めません。もっとも、スペックを考えると、高速な通信は必要ないかもしれません。
nuro光の回線に接続した、スピードテストの結果は、こんな感じです。
まとめ
スペック的にも低く、メインで使うにはちょっと厳しいかもしれません。
でも、メールと通話、たまにSNSという場合は、バッテリーの容量も大きいので、用途を限定すると、使えるスマホになるかもしれません。
このスマホは、バッテリーがなかなり持ちます。なので、負荷が少なく、長時間使う用途にぴったりです。
私は、動画をみたり、マンガビューアとして使ったりして、負荷がかからないアプリを長時間使うために使っています。
コメント
[…] Blackview A70 レビュー【使える? 低価格スマホ】以前、1万円台で買え、なかなか使えるスマホとしてRedmi 9Tのレビューをしました。Redmi 9Tは、本日現在、Amazon価格で16000円台となっていま […]