「Blackview A60 Pro」は、格安スマホの中でも、かなり使えるスマホなのですが、あまり名前が上がることはないですよね。
UMIDIGI A3 Proなどが話題に上がることが多いのですが、この「Blachview A60 Pro」も、値段の割にはかなり使えるスマホです。
どちらも値段はほぼ同じで1万円くらい、CPUはこちらのほうが性能がよく、バッテリーは4000hAmと、電池もちもよいです。
今回は、この隠れた名機「Blackview A60 Pro」のレビューとなります。
開封
本体と付属品
このような箱に入っています。箱にはシルバーの模様が描かれています。
フタを開けました。今回の色はブラックにしてみました。
充電器とUSBケーブル、そして説明書です。USB端子は、Type-Cではなく、microUSBとなります。
こちらが充電器です。出力1500mAとありますが、本体を充電するときは、5V・1Aで充電されます。
本体
背面
※外観の写真は、付属のケースをつけてのものとなります。
TPU製のスマホケースが付属しています。また、画面には保護フィルムが貼られています。
これが技適マークですね。なお、スマホの設定からは技適マークを見ることはできません。
カメラと指紋認証部分です。カメラの出っ張りは、ほとんど気にする必要もないほどです。
カメラ下部
USBポートとマイクがあります。スピーカーは背面についています。
本体右側
カメラの右側には、音量ボタンと電源ボタンがあります。
本体上部
イヤホンジャックがあります。
本体内部
なんとこのBlackview A60 Pro、SIMカードやmicroSDカードは、背面のフタをあけないと、セットすることはできません。
それぞれ入れる場所がバラバラに分かれています。なお、SIMカードはnanoSIMカードを使います。
スペック
スペックは、次のようになっています。
Blackview A60 Pro |
|
---|---|
OS | Android 9.0 |
SoC |
Mediatek |
CPU |
4コア |
GPU | PowerVR Rogue GE8300 |
画面 | 6.08インチ 1280×600 ピクセル 水滴型ノッチ |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
バッテリー容量 |
4080mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4GHz / 5GHz) |
対応バンド |
GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 |
カメラ |
アウトカメラ インカメラ |
防水 | - |
防塵 | - |
サイズ |
縦156.8mm / 幅74mm / 厚さ 9.8mm |
重さ |
190g |
本体色 |
ブルー |
USB | microUSB |
その他 |
Bluetooth 4.2 |
ベンチマーク
AnTuTu Benchmark (V8.0.5-OB)
AndroBench
使用感
意外にサクサク動きます。
約1万円のスマホであると考えると、とてもサクサク動きます。UMIDIGI A3 Proと比べると、とても違いがあります。圧倒的にBlackview 60 Proの方が快適です。特に、Twitterやブラウザをスクロールさせると、よく分かります。
決してカクカクしないわけではないのですが、十分許容できる範囲内ではないかと、個人的には思います。
バッテリーは長持ち、でも充電に時間がかかる
さすがに4080mAhのバッテリーだけあって、ちょっと使いすぎたかなと思っても「あ、まだこれだけバッテリーが残ってる!」って思います。使い方によっては、1日十分に使えると思います。
でも、充電には時間がかかります。
付属の充電器には、5V・1500mAと書かれていますが、実際には5V・1Aで充電されます。他の急速充電に対応しているどの充電器を使っても、同じでした。
正確な時間は計っていないのですが、5%から100%になるまで、約4時間は必要でした。
コストダウンのためでしょうか、急速充電に対応していないのは、とても残念です。
位置情報は正確、でも電子コンパスがない
位置情報は正確です。でも、電子コンパスがないので、どっちに向かって進めばよいのか、特に都市部では迷ってしまいます。
指紋認証
指紋認証は、割と速く認識してくれます。
誤認識もほとんどありません。
外部スピーカー
スピーカーは、背面についています。音質はごく普通です。
少し出っ張りがあるので、机の上に置いても着信音は聞こえます。
でも、ケースをつけると、ケースの厚みで出っ張りがなくなります。その結果、机の上に置くなどすると、着信音が聞こえにくくなります。
技適マークはシールです
スマホ本体に技適マークは貼られています。
上でも書いたのですが、スマホの設定で表示させることはできません。
液晶保護ガラスを貼ると、タッチ感度が下がる
液晶保護フィルムでも、少し感度の低下を感じていました。試しに液晶保護ガラスにしてみると、画面タッチの感度が、悪くなっていました。(個体差かもしれません)
画面に何もつけていないときは、普通に操作ができるのですが、元々の画面はとても指紋がつきやすいのです。
すごく薄いタイプの液晶保護フィルムを貼るしかないのかな?
カメラ画像
クリックすると、元の画像が表示されます。
カメラの画質には、あまり期待しないほうがよいと思われます。
まとめ
1万円前後のスマホとしては、なかなか使えるのではないでしょうか。比較的サクサク動き、バッテリーのもちもとてもよいです。ただし、ゲームには向いていないでしょう。
カメラ画質の悪さやROMが16GBと少ない点、また対応バンドの少なさが気になります。
エリアについては、ワイモバイルやSoftBank系格安SIMをお持ちの方であれば、エリアの面で不安はないかと思われます。
比較対象として、何度かUMIDIGI A3 Proを例に出しましたが、対応バンドやデザインなどの面で問題がなければ、Blackview A60 Proの方が、幸せになれると思います。
また、新機種として、Blackview A80 Proも発表されています。こちらはさらにスペックアップされていますので、もう少し我慢して新機種を選ぶという手もありますね。
買いたいときが買い時です!
コメント
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A60Proを購入して、とても良かったです。