M.2 SSD 高い発熱を下げる方法

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先日購入し、快適に使っているミニPCですが、内部ストレージには、M.2 SSD(NVMe)を使っています。
使ってみてわかったのですが、ヒートシンクがないと、SSDに負荷がかかった時、あっという間に温度が上がってしまい、データの転送速度が落ちてしまいます。

買ったヒートシンクは小型で、ミニPCのせまい内部で本当に冷えるのかなといった感じがしました。でも、実際には期待以上の働きをしてくれ、SSDの温度上昇をきちんと抑えてくれています。

さて、実際にヒートシンクに効果があるといっても、一体どのくらい効果があるのか、きちんとした数値で調べたわけではありません。

ここでは実際に、ヒートシンクのあるときとないときで、同じベンチマークを走らせて、ヒートシンクの温度の変化を見ていきます。
そして、SSDの温度には、一体どれくらいの差があるのかを調べてみたいと思います。

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ベンチマークの環境

・使用したベンチマーク
 CrysalDiskMark 8.0.1

・室温 20℃

・使用したSSD
 PLEXTOR PX-512M9PGN+

・温度測定に使ったアプリ
 CrystalDsikInfo 8.10.0

方法

① まず、ヒートシンクがない状態で、ベンチマークを実行する。
② ベンチマーク中は、CrystalDiskInfoで、F5キーを押し、継続して更新しながら、SSDの温度を記録。
③ 次に、ヒートシンクがある状態で、ベンチマークを実行する。温度の記録方法は、上記②と同じ。

ベンチマークをやってみた

文章ではわかりにくいので、動画で、温度の変化を見てみたいと思います。

結果

ヒートシンクがあるとき……最高温度 48℃
ヒートシンクがないとき……最高温度 60℃

この通り、ヒートシンクがあるときとないときでは、12℃の差をつけて、ヒートシンクがあるときの方が温度が低くなっています。

また、動画にはのせていませんが、PCのアイドル時、ヒートシンクがないと、50℃近くまで温度が上がりますが、ヒートシンクがあると、38℃程度で、温度が安定しています。

この結果からいえることは、M.2 SSDを使うときは、温度上昇を抑え、パフォーマンスを最大限発揮させるために、ヒートシンクを取り付けることが必要ということです。

 

内部がせまいノートPCなどでは、こんなヒートシンクも役に立ちます。

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